新型コロナで大打撃のタクシー業界 ドライバーが悲鳴!


自粛だからねー!

タクシー

RPGゲームで情報収集を行なうならば酒場と相場が決まっているが、負けず劣らず様々な情報をキャッチできる空間が、タクシーの車内。運転手との会話が弾み、気づいたらあっという間に目的地に着いてしまった、という経験のある人も多いことだろう。

■売り上げの下り幅

ある日、記者(私)はインタビュー先へ向かうために都内でタクシーを拾った。なんの気もなしに世間話程度の感覚で運転手と会話をしていると、新型コロナウイルスタクシー業界に与えた影響の大きさを知ることとなった。

25日夜、小池百合子都知事が緊急会見にて「週末の不要不急の外出自粛」を要請したが、それ以前の時点で売り上げが3分の2も落ち込んでいるというのだ。

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■運転手から見る新型コロナ

普段多くの客を乗せている運転手ならではの視点で、新型コロナが世間に与えた影響を感じることができた。

運転手:元々タクシーを利用するのは高齢の方が多かったのですが、今回のコロナの流行を受けて高齢者の外出が途端に少なくなりました。街を運転しているとよく分かります

若い人はそこまでタクシーを使わないので、メインの客層が一気に減ってしまった印象です。

■「移動距離」が激減した理由

続いて客数の変化だけでなく、「業務内容」に関する変化について聞いてみた。

運転手:利用客の数だけでなく、「長距離移動をする」お客さんそのものが減ってきている印象です。都内タクシーの長距離移動といえば、やはり空港ですね。行き先にもよりますが、羽田空港間の移動は7,500円前後となり、成田空港になると倍以上の金額になります。

しかし、コロナの影響で空港を利用する人の数が激減してしまい、こういった長距離移動の売り上げが見込めなくなってしまいました。

■「まだ」なのか「もう」なのか

給料は「完全歩合」が主流を占めているタクシー業界。そのため、今後の客足に関しても不安が募っているようだ。

運転手:売り上げが3分の2落ち込んだことに関しては、仲間内でも意見が分かれています。「まだこんな額で済んだ」という意見もあれば、「もうこんなに落ち込んでしまった」という声もあります。

平日はこうしてお仕事に行かれる方の利用もありますが「外出自粛」の要請を受け、週末は客足がほとんどゼロになってしまうことも考えられます。我々がいま一番恐れているのはそこですね。

インタビューの時間は数分であったが、新型コロナによる影響の大きさを改めて感じることができた。恐らく今回聞いた話の他にも、様々な箇所で余波が生じていることだろう。

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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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(出典 news.nicovideo.jp)