新型コロナ感染で死亡した女性の葬儀 参列した親族17名が感染し死者が!!!
不要不急の外出を避けてはいるものの、親戚が死亡したとの知らせを受け「せめてお葬式に行きたい」と考えた人たちがいる。しかしその結果17人もの家族が体調不良を訴え、1名は帰らぬ人となってしまった。
■ある女性の死
イギリスで暮らしていたシーラ・ブルックスさん(86)が、新型コロナウイルスに感染し2月に亡くなった。
3月13日に執り行われた葬儀には、悲しみに暮れる親戚らが出席。ロックダウン前だったこともあり多数集まったが、その直後から思いもよらないことが起き始めたという。
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■親族がウイルスに感染
葬儀が行われたわずか数日後、シーラさんの姪にあたるスーザン・ネルソンさん(65)が体調を崩し入院。
咳き込み呼吸困難を訴えたスーザンさんは瞬く間に重篤な状態に陥り、シーラさんが亡くなった病院で息を引き取った。基礎疾患もなく健康だったというが、やはり新型コロナウイルスに感染したことが死につながった可能性が高いという。
■重篤な症状に苦しむ家族も
またスーザンさんの死去に続き親族16名が体調不良を訴えており、いずれもシーラさんの葬儀に出席した際に新型コロナウイルスに感染した可能性が極めて高い。うち1名はとりわけ症状が重く、スーザンさんの娘は「残念ながらその人が助かる見込みは薄い」と明かしている。
ウイルスに感染したとみられる親族の年齢は様々で、最年少は21歳、最高齢は88歳だという。
■遺族の悲痛な訴え
このような状態になってもなお外出する人たちにつき、スーザンさんの家族は「狂っている」と痛烈に批判。
また新型コロナウイルス感染症については「あっという間に病状が悪化するのです」「甘くみてはだめです」と述べ、「どうか外出は避けてほしい」「危険をおかさないでほしい」と呼びかけている。
愛する人の死後「せめて葬式に参列しお別れを言いたい」と集まったがために、集団でウイルスに感染してしまったこの家族。このような事態を防ぐため、式の様子をネットで配信する葬儀社も話題になっている。
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(出典 news.nicovideo.jp)
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